I can't be satisfied…

カードゲーム、対戦ゲーム、アニメ、漫画などについて雑に書きます。 Twitter:@oga_828

MTGモダン 倍増の季節+試練を超えた者、サムト 構築記事 

 

今回は倍増の季節と試練を超えた者、サムトを使った構築に関して、

構築動機、構築過程、デッキレシピ、雑感と順を追って述べていこうと思う。 

 

構築動機

絶賛好評発売中のマジックザギャザリング最新セット「破滅の刻」で"造反の代弁者、サムト"がプレインズウォーカー"試練を超えた者、サムト"になって再登場した。(以下それぞれ旧サムト、新サムトと呼称)

 

f:id:oga828:20170714165240p:plain  f:id:oga828:20170714165244j:plain

 

せっかくなのでこの新サムトを使ってみたい!と思うものの、

+1能力、-2能力のどちらも貧弱で活躍させられる未来が見えない。

正直単体で見れば旧サムトの方が百倍強い。

そこで新サムトの-7奥義の「あなたのライブラリーからクリーチャー・カードやプレインズウォーカーカード最大2枚を探し、それらを戦場に出し、その後あなたのライブラリーを切り直す。」という効果に着目。

この強力な奥義は、本来であれば"生物一体にエンド時まで二段攻撃を付与する"という貧弱な+1能力を最低3回使用した後にしか使用できない。

しかし、倍増の季節を設置してある状態で新サムトを出せば初期忠誠度が8になり、奥義を即起動することができるのである。

f:id:oga828:20170714170248j:plain

 

そして、新サムトの奥義の効果の対象は「クリーチャー」もしくは「プレインズウォーカー」であるため、新サムトAから新サムトBを持ってくることができるのである。

更に、持ってきた新サムトBは倍増の季節の効果により初期忠誠度が8になり、奥義を即起動することができる。

つまり、倍増の季節+新サムトAからコンボを始動し、新サムトAの奥義で新サムトB+何かを召喚、その新サムトBの奥義で新サムトC+何かを召喚・・・という行動をデッキにある新サムトの数だけ繰り返すことができる。

 

f:id:oga828:20170714173343j:plain

 そしてこの新サムトの奥義を4回使う過程で「クリーチャー」や「プレインズウォーカー」を最大5体出すことができるのである(上図の裏面カードに相当)。

何と豪快なコンボか。

 

前置きが長くなったが、今回は倍増の季節+新サムトのコンボの過程で生み出されるクリーチャーやプレインズウォーカー合計5体を使って何か面白いことが出来ないかを考え、デッキを構築することにする。

また、倍増の季節を使うことを考え、今回はモダンフォーマットで試す。

 

 

構築過程

まずは、せっかくプレインズウォーカーをノーコストで呼び出せるので、クリーチャーよりも優先してプレインズウォーカーを出すことを考える。

 

呼び出すプレインズウォーカーの条件として

1. 倍増の季節により初期忠誠度が二倍になれば奥義を即起動できること

2. ゲームを終わらせるような強力すぎる奥義ではないこと

3. 何体かを組み合わせることによって真価を発揮すること

を設定する。

 

1.は言うまでもない。

2.に関しては、倍増新サムトコンボの過程でPWやクリーチャーを5体出すまでもなく相手が降参してしまうため、全力で避けるべきである。

なお、2.に該当するプレインズウォーカーの例が以下。

 

f:id:oga828:20170714175957j:plainf:id:oga828:20170714180004j:plainf:id:oga828:20170714180009j:plainf:id:oga828:20170714180014j:plainf:id:oga828:20170714180018j:plainf:id:oga828:20170714180022j:plain

 正直倍増の季節出してからこれらのPWを一体出すだけでゲームが終わるので駄目。

 

 

 

3.に則り、今回は以下のPW達を使用することにする。

f:id:oga828:20170718231349j:plain f:id:oga828:20170718231353j:plain

"英雄の導師、アジャニ"と"死の宿敵、ソリン"だ。(以下アジャニ、ソリンと呼称)

アジャニの奥義で自分のライフを100点得て、ソリンの奥義で自分のライフ分の1/1トークンを生成する。

更に、倍増の季節のもう一つの効果により、トークンは通常の二倍の数生み出される。

 

倍増の季節+新サムトのコンボの過程でアジャニソリンソリンアジャニソリンの5体を順に呼び出して奥義を各々使えば1/1絆魂持ちトークンが800+6*X体生成される(X=コンボ開始時の自分のライフ)のである。

倍増の季節が複数枚ある場合は各ソリンの効果解決時に更に倍の数のトークンが生成されることになる。

 

普段お目にかかれないほどの大量のトークンを出すだけでビジュアルとしては面白いのだが、如何せんコンボを決めたターン中に勝利することができないのはもどかしい。

そこで、全てのクリーチャーに速攻を付与するクリーチャーもしくはプレインズウォーカーを最後に呼び出すことで、大量の速攻持ちトークンで殴りかかり速やかにゲームを終わらせることにする。

 

 

全体に速攻を付与するクリーチャーやプレインズウォーカーは結構な数存在する。

f:id:oga828:20170718234306j:plainf:id:oga828:20170718234314j:plainf:id:oga828:20170718234334j:plainf:id:oga828:20170718234338j:plain  

 

しかし、デメリット効果を持っていたり、コストが重く素出しし辛かったり、素出しした際に1ターンの隙が出来たり、新サムトの固有色と合っていなかったり、単体で活躍し辛かったり・・・と何かしら問題を抱えている者達ばかりであった。

これらの問題点を解決でき、デッキの雰囲気に合う最適な速攻付与カードを探していたところ、果たしてそれは見つかった。

 

 

 

 

 

 

 

f:id:oga828:20170714165240p:plain

"造反の代弁者、サムト"だ。

 

この旧サムトこそが、今回のデッキのキーカード。

一切のデメリット効果を持たず、それなりに素出ししやすく、瞬速を持っているため相手のエンドステップに出すことができ、新サムトの固有色と一致し、単体で活躍させることができる。

 

倍増の季節+新サムトから複数のアジャニやソリンを経て大量のトークンが生み出され、最後は旧サムトが出てゲームを決める。

二人のサムトを使う完璧な符合となった。

正直、新旧サムトはこのデッキのために生まれてきたのかと思ったほどだ。

 

 

f:id:oga828:20170719000910j:plain

結論としては上図のように、

倍増の季節+新サムトA奥義からアジャニAと新サムトB召喚、アジャニA奥義発動後に新サムトB奥義からアジャニBと新サムトC召喚、アジャニB奥義発動後に新サムトC奥義からソリンAと新サムトD召喚、ソリンA奥義発動後に新サムトD奥義からソリンBと旧サムトを召喚、ソリンB奥義を発動し、1/1絆魂速攻持ちトークン800体程が殴りかかりゲームエンド、というコンボ手順となる。

 

長くなったが、以上のコンボで遊ぶためにデッキを構築した。

 

 

デッキリスト

f:id:oga828:20170719001830j:plain

 

・土地20枚

3:《森/Forest》

2:《山/Mountain》

1:《草むした墓/Overgrown Tomb》

2:《平地/Plains》

2:《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》

4:《寺院の庭/Temple Garden》

4:《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》

2:《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》

 

・クリーチャー10枚

4:《極楽鳥/Birds of Paradise》

4:《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》

2:《造反の代弁者、サムト/Samut, Voice of Dissent》

 

・その他スペル30枚

4:《ニッサの誓い/Oath of Nissa》

4:《楽園の拡散/Utopia Sprawl》

3《ゲートウォッチ招致/Call the Gatewatch》

4:《牧歌的な教示者/Idyllic Tutor》

1:《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》

4:《試練を超えた者、サムト/Samut, the Tested》

4:《倍増の季節/Doubling Season》

3:《英雄の導師、アジャニ/Ajani, Mentor of Heroes

3:《死の宿敵、ソリン/Sorin, Grim Nemesis》

 

 

今回のデッキは、

1. マナ加速

f:id:oga828:20170719004830j:plainf:id:oga828:20170719004840j:plainf:id:oga828:20170719004844j:plain

 

2.サーチカード

f:id:oga828:20170719004922j:plainf:id:oga828:20170719004934j:plainf:id:oga828:20170719004928j:plain

 

3.コンボパーツ

f:id:oga828:20170714170248j:plainf:id:oga828:20170714165244j:plainf:id:oga828:20170718231349j:plainf:id:oga828:20170718231353j:plainf:id:oga828:20170714165240p:plain

 

で構成されている。

ただただ純粋に倍増の季節+新サムトのコンボを決めることしか考えていない。

 

 

また、余った枠に"遍歴の騎士、エルズペス"を採用した。

f:id:oga828:20170719005507j:plain

倍増の季節が設置してある状態で奥義を即起動することができ、自分がコントロールするクリーチャーとエンチャントと土地に破壊不能を付与することができる。

事前、もしくはコンボ中にこのエルズペスの奥義を発動することにより、インスタントタイミングでの除去に耐性を持たせることができる。

また、+1能力もライフ維持に一役買ってくれる上、コストが4なのも比較的軽くて有難い存在である。

 

 

雑感のようなもの

ここまでは理論上の産物だったのでひとまずマジックオンラインソリティアモードで回してみることに。

 

f:id:oga828:20170719010807j:plain

上図は、先手4ターン目に倍増の季節+新サムトのコンボが決まり、アジャニA,B2体の奥義で200点ライフを得てソリンAの奥義を起動した場面。

 

この1/1トークンが沢山並ぶこの盤面、気持ち良すぎることこの上ない。

 

f:id:oga828:20170719011228j:plain f:id:oga828:20170719011232j:plain

そしてコンボを最後の手順まで完遂した時には、旧サムトが場に降臨し、全ての1/1トークンが速攻を持った状態に。

 

 

が、しかし、

f:id:oga828:20170719011652j:plain

(赤線に注目してもらいたい)

マジックオンラインには生成できるトークンの限界数が存在していたのだ。

その数200体

無論、今まで大量のトークンを出そうとした経験が無かったためこんな仕様があることは知らなかった。

あくまでトークンの上限数であるので、200体トークンが生成された後にクリーチャーやプレインズウォーカーを召喚することは問題なく可能であるが。

 

これにより、倍増の季節+新サムトからアジャニアジャニソリンソリン旧サムトと繋げて800体程の1/1絆魂速攻トークンを生み出すルートはマジックオンラインシステムに敗北し、お蔵入りとなった。

※当然ながら、紙では正規の数トークンを出せる。

 

 

f:id:oga828:20170719014321j:plain

マジックオンラインではトークンは200体までしか出せないということで、アジャニとソリンは1体ずつしか必要なくなった。

そのため上図のように、あと一体クリーチャーかプレインズウォーカーを呼ぶ余地があるが、この一枠に何を据えるかが思いつかないまま5日ほど時間が経過してしまったためひとまず記事を書くことにした。

 

 

(あと一体、召喚すると面白いクリーチャーもしくはプレインズウォーカーが思いついたらor新カードとして登場したら) 続く。